言葉の暴走とか

「情報機器の普及が言葉の使い方に影響」は約8割、文化庁調査 -INTERNET Watch Watch


最近の実体験でこれは凄く感じていました。

明らかに「タイピング」のほうが「書く」時よりも乱暴になるんですよね。

「書く」時よりも、頭の中がすぐ画面に出てくるから、という具合なのでしょう。


「感情」がストレートに露呈するのですよね。



ところが、よく「手書き文字のほうが気持ちが伝わる」という風にも言われます。
たとえば、お礼状等はそうですね。

タイプ文字よりも、手書き文字のほうが温かみがあります。




そう、この「温かみ」があるかないか。

ここだと思うんです。


『書き手』にとってはタイピングのほうが推敲の間がなく、ネガティブな言葉もそのまま相手に投げてしまう。

『受け手』不在の文章になるんですね。


「温かみ」がないまま、ストレートなネガティブな言葉を投げられる。
『受け手』にとってダメージ倍増です。



簡易化された通信手段によって、人間関係も簡易化される、なんてことあってほしくないですよね。

感情に任せて文字を打つなら、まずそれを書いてみる、手を動かしてみることをオススメします。